サッカー審判の持ち物は?主審・副審で準備するものを初心者向けに紹介

サッカー審判の持ち物。審判服、シューズ、腕時計、笛、カード、コイン、手帳、副審用フラッグ 役に立つ
サッカーの主審・副審を担当するときに準備しておきたい服装や審判用品。

はじめに

小学生のサッカーで副審をすることになり、私はサッカー4級審判員の資格を取得しました。

資格を取って、いざ実際の試合で審判をすることになると、

「審判って何を持っていけばいいの?」
「主審と副審で必要なものは違う?」
「腕時計は1つじゃダメなの?」

など、ルール以外にも分からないことがいろいろ出てきました。

私の場合、もともとデジタル腕時計を1つしか持っていなかったのですが、審判をするときは腕時計を2つ着けるように教わり、わざわざもう1つ購入しました。

さらに、イエローカードとレッドカードを購入したところ、セットの中にグリーンカードが入っていました。

私はそこで初めて、

「サッカーってグリーンカードもあるの?」

と、その存在を知りました。

この記事では、私自身が審判をするために実際に準備したものを中心に、主審・副審をするときの服装や持ち物を初心者向けにまとめます。

なお、大会や地域によって服装や準備物、運用方法が異なる場合があります。実際に審判を担当するときは、大会要項や主催者、審判担当者からの案内も確認してください。

まずは審判をするときの服装

審判をするときは、用具だけでなく服装も準備する必要があります。

私が準備したのは、

  • 審判用の黒シャツ
  • 黒のパンツ
  • 黒のソックス
  • 黒のシューズ

です。

シューズについては黒でなければならないというわけではないようですが、周りの審判の方を見ると黒いシューズを履いている方が多かったので、私も黒で揃えました。

なぜ審判の服装は黒なの?

私も審判の準備をするときに、

「そういえば、なぜ審判は黒い服なんだろう?」

と思いました。

JFAの規則では、審判員の服装はシャツ、ショーツ、ソックスともに黒色を基本としています。

ただし、シャツについては黒以外の色を着用することも認められています。

大切なのは、選手のユニフォームと審判の服装が明確に区別できることです。また、その試合を担当する審判員の服装は、原則として統一します。

資格を取るまでは競技規則や判定方法の方に意識が向いていましたが、実際に試合を担当するとなると、当然ながら審判として試合に出るための服装も必要になります。

大会によって服装についての指定がある場合もあるため、事前に大会要項などを確認しておくと安心です。

主審で必要になる基本的な持ち物

競技規則では、主審が持つ基本的な用具として、

  • 笛
  • 時計
  • イエローカード
  • レッドカード
  • 試合を記録するためのノートなど

が定められています。

ここからは、私が実際に準備したものも含めて一つずつ紹介します。

笛

主審と聞いて最初に思い浮かぶ道具の一つが笛だと思います。

試合の開始や終了、プレーを止める必要がある場面などで使用します。

私は試合前に、笛がきちんと鳴るかどうかも確認しておいた方がよいと思っています。

また、万一の紛失や故障などを考えると、予備の笛を持っておくとさらに安心です。

腕時計は2つ準備しました

私が審判の準備をしていて、

「もう1つ買わないといけないのか」

となったのが腕時計です。

私はもともとデジタル腕時計を1つ持っていました。

しかし、審判をするときは腕時計を2つ着けるように教わったため、審判用としてもう1つ購入しました。

競技規則では主審の基本的な用具として時計が定められていますが、「腕時計を必ず2つ着ける」と規定されているわけではありません。

それでも、私が教わった方法では2つの時計を使います。

2つの腕時計をどう使う?

私が教わったのは、試合時間と、プレーが止まっていた時間などを把握しやすくするために2つの時計を使う方法です。

一方の時計では試合開始からの時間を確認し、もう一方の時計を必要な場面で使うことで、試合中に空費された時間を把握しやすくします。

また、時計が2つあれば、片方の時計で操作を間違えたり、何らかのトラブルが起きたりした場合の備えにもなります。

実際に準備するまでは、

「審判が腕時計を2つ着ける」

ということ自体、私はよく知りませんでした。

腕時計を1つしか持っていなかったため、審判をすることになってからもう1つ購入しました。

これから初めて審判をする方は、講習で教わった方法や、実際に担当する大会での運用も確認しておくと安心だと思います。

イエローカード・レッドカード

主審を担当するときは、イエローカードとレッドカードも準備します。

イエローカードは警告、レッドカードは退場を示すために使用します。

これらも競技規則で主審の基本的な用具として定められています。

私はイエローカードとレッドカードがセットになったものを購入しました。

ところが、購入したものを見てみると、もう1枚見慣れないカードが入っていました。

グリーンカードです。

グリーンカードって何?

私はイエローカードとレッドカードを購入したとき、セットの中にグリーンカードが入っていて、そこで初めてその存在を知りました。

最初は、

「この緑のカードは何に使うんだろう?」

と思いました。

調べてみると、グリーンカードはイエローカードやレッドカードとは意味がまったく違います。

JFAでは、U-12(4種)年代以下の試合で、フェアプレーやリスペクトにつながる良い行動を認めるため、グリーンカードの積極的な活用を奨励しています。

例えば、

  • ケガをした選手を思いやる
  • 意図していないファウルのあとに謝罪や握手をする
  • 自分のチームの選手が最後に触れてボールが外へ出たことを自己申告する
  • 問題になりそうな行動をする味方選手を制止する
  • 試合を通してフェアでポジティブな態度を示す

といった行動が対象になります。

簡単に考えると、

イエローカード → 警告
レッドカード → 退場
グリーンカード → 良い行動を認める

という違いがあります。

私は少年サッカーの審判をすることにならなければ、グリーンカードの存在を知らないままだったかもしれません。

JFAによるとグリーンカードはU-12年代の大会で導入されているものなので、少年サッカーの審判をする方は知っておきたいカードだと思います。

グリーンカードについては、JFA(日本サッカー協会)のリスペクト・フェアプレーのページでも紹介されています。

記録用の手帳・カードと筆記用具

試合中の出来事を記録するための手帳や審判記録カードなども準備します。

競技規則でも、主審の基本的な用具として、ノートまたはその他の試合を記録するためのものが定められています。

得点や警告、退場など、試合中に必要な情報を記録します。

当然、書くためのペンも必要です。

私はペンについても、1本だけではなく予備を1本持っておくと安心だと思います。

コイン

試合開始前にはコイントスを行うため、コインも準備しておきます。

非常に小さなものなので、カードや笛などと一緒に審判用品としてまとめておくと忘れにくいと思います。

普段の生活では「サッカーをするためにコインを持っていこう」とは考えませんから、初めて審判をすると意外と忘れやすい持ち物かもしれません。

副審で準備するもの

副審を担当するときに欠かせないのが、**副審用のフラッグ(旗)**です。

副審は旗を使って、

  • オフサイド
  • スローイン
  • ゴールキック
  • コーナーキック
  • 選手交代

などについて主審をサポートします。

大会やチーム側でフラッグを用意している場合もあると思いますので、自分で購入する必要があるかは事前に確認しておくとよいでしょう。

副審の旗の上げ方や立ち位置については、以前の記事**「サッカー副審のやり方」**で詳しく紹介しています。

実際に準備してみると意外と多かった

資格を取得する前は、審判というと、

「笛とカードくらいかな?」

というイメージがありました。

ところが実際に審判をすることになると、服装から時計、笛、カード、記録するもの、コインなど、準備するものが意外とあります。

私の場合は腕時計を1つしか持っていなかったため、もう1つ購入しました。

さらに、カードを購入したことで初めてグリーンカードの存在を知りました。

こうしたことは、実際に審判をするための準備を始めてみないとなかなか気付かない部分だと思います。

試合前の持ち物チェックリスト

サッカー審判の持ち物。審判服、シューズ、腕時計、笛、カード、コイン、手帳、副審用フラッグ
サッカーの主審・副審を担当するときに準備しておきたい服装や審判用品。

私自身も試合前に確認できるよう、最後にまとめておきます。

服装

  • 審判用シャツ
  • 黒のパンツ
  • 黒のソックス
  • シューズ

主審をするとき

  • 笛
  • 腕時計
  • イエローカード
  • レッドカード
  • グリーンカード(U-12など使用する大会の場合)
  • 記録用の手帳・カード
  • ペン
  • コイン

副審をするとき

  • 副審用フラッグ

私が用意している・あると安心だと思うもの

  • 腕時計2つ
  • 予備の笛
  • 予備のペン
  • 飲み物

大会やチーム側で用意してくれるものもあるので、最初からすべて自分で購入する必要があるとは限りません。

事前に確認してから準備するのがおすすめです。

まとめ

初めてサッカーの審判をするときは、競技規則を覚えるだけでなく、服装や持ち物の準備も必要になります。

競技規則では、主審の基本的な用具として笛、時計、レッドカード・イエローカード、試合を記録するものが定められています。

それ以外にも、実際に試合を担当するためには服装やシューズ、コイン、副審ならフラッグなど、事前に確認しておきたいものがあります。

私自身、審判をすることになって初めて、

「腕時計をもう1つ用意しないと」
「グリーンカードなんてあるんだ」

と知ったことがありました。

これから初めて主審や副審を担当する方は、試合の前日までに一度持ち物を全部並べて確認しておくと安心だと思います。

この記事も、自分自身が試合前に確認できる審判の持ち物チェックリストとして使っていきたいと思います。

主審と副審それぞれの役割については、**「サッカーの主審と副審は何が違う?」**でも紹介しています。

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