はじめに
最近、小学生のサッカーで副審をお手伝いすることになり、急遽サッカー4級審判員の資格を取得しました。
資格は取ったものの、実際に副審をやるとなると、
「旗はどっちの手で持つ?」
「スローインはどうやって示す?」
「オフサイドのときは、いつ旗を上げる?」
など、迷うことがたくさんありました。
特に少年サッカーでは、保護者やチーム関係者が副審を担当することもあります。私と同じように、**「資格は取ったけれど、実際の試合ではどう動けばいいんだろう?」**という方もいると思います。
そこでこの記事では、自分自身の確認も兼ねて、副審の基本的な役割、旗の使い方、オフサイドの見方などを初心者向けに整理します。
なお、実際の試合では大会ごとの競技規定や主審からの指示を確認し、最新の競技規則に従ってください。
副審がすること
副審は、主審をサポートしながら試合を進めます。主な役割は次のとおりです。
- オフサイドを判定する
- ボールがタッチラインやゴールラインを完全に越えたか確認する
- スローイン・ゴールキック・コーナーキックの方向を旗で示す
- 選手交代を知らせる
- 主審から見えにくかった反則などについて、必要に応じて主審をサポートする
特に副審を初めて担当するときに難しいのが、オフサイドの判定と旗の使い方です。
私自身、資格を取っただけでは実際の動きまで完全には身につかなかったので、ここから一つずつ確認していきます。
副審の旗の使い方
副審は、旗を使って主審にさまざまな情報を伝えます。
旗を上げるときは、主審から見えるようにはっきりと示すことが大切です。また、旗を使った合図をした後も、主審とアイコンタクトを取りながら判定を確認します。
副審の旗の合図には、主に次のようなものがあります。
- スローイン
- ゴールキック
- コーナーキック
- オフサイド
- 選手交代
- ファウルなどを主審に知らせる場合
副審の旗はどっちの手で持つ?
副審の旗は、基本的に主審に近い側の手で持ちます。
大切なのは、旗が主審から見える状態になっていることです。
プレーの状況や合図によって旗を持ち替えることもあるため、「必ず右手」「必ず左手」と覚えるのではなく、主審から見えるように旗を扱うことを意識すると分かりやすいと思います。
初めて副審をすると旗を持つ手にも迷いますが、試合中は主審との位置関係を意識しながら動くことが大切です。
ここから、それぞれの旗の使い方を確認していきます。
スローイン
ボール全体がタッチラインを越えたとき、副審はスローインを行うチームの攻撃方向を旗で示します。
「攻撃側なら右手、守備側なら左手」と覚えるのではなく、どちらのチームのスローインなのかを方向で示すと考えると分かりやすいです。
ボールがどちらの選手に最後に触れたのか判断が難しい場合は、無理に急いで合図せず、主審とアイコンタクトを取って判定を合わせることも大切です。

ゴールキック
攻撃側の選手が最後に触れたボールが、ゴールに入らずゴールラインを完全に越えた場合はゴールキックになります。
副審は、ゴールエリアの方向へ旗を水平に向けてゴールキックの合図をします。
ゴールライン際の判定では、ボールの一部ではなく、ボール全体がラインを越えたかどうかを確認することがポイントです。

コーナーキック
守備側の選手が最後に触れたボールが、ゴールに入らずゴールラインを完全に越えた場合はコーナーキックになります。
副審は、旗を下向きにしてコーナーエリアの方向を示します。
ゴールキックかコーナーキックかを判断するときは、最後にどちらのチームの選手がボールに触れたかをしっかり確認します。

オフサイド
オフサイドは、副審を担当するときに特に迷いやすい判定の一つです。
大切なのは、オフサイドポジションにいるだけでは反則ではないということです。その選手がプレーに関与したと判断された場合にオフサイドの反則となります。
副審は、味方選手がボールをプレーした瞬間を確認しながら、原則として後方から2人目の守備側競技者、またはボールのうちゴールラインに近い方に合わせて動きます。
オフサイドの反則と判断した場合は、まず旗を上げて主審に知らせます。主審がプレーを止めた後、オフサイドが起きた位置に応じて旗の角度を変えて示します。
- 副審から遠い側 → 旗を斜め上
- フィールド中央付近 → 旗を水平
- 副審に近い側 → 旗を斜め下
判断が微妙な場面では、「オフサイドポジションにいたか」だけでなく、その選手が実際にプレーへ関与したかを見ることが重要です。

選手交代
選手交代が行われるとき、副審は旗を両手で頭上に水平に掲げて主審に交代を知らせます。
少年サッカーでは大会によって交代方法などに独自の規定が設けられている場合もあるため、試合前に大会要項や主審からの指示を確認しておくと安心です。

ファウルなどを主審に知らせる場合
副審は、主審よりも自分の方がよく見える位置で反則が起きた場合などに、旗を使って主審へ知らせることがあります。
反則を知らせる場合は、旗を上げて主審の注意を引き、主審とアイコンタクトを取ります。
主審がプレーを止めた後は、必要に応じて旗でフリーキックの方向を示します。
副審だけで判断を完結させるのではなく、主審との連携が大切です。特に試合前には、どのような場面で副審がサポートするかを主審と確認しておくと安心です。
初めて副審をするときに大切だと思ったこと
4級審判員の資格を取得しても、実際に副審としてタッチラインに立つと、覚えることはたくさんあります。
特に難しいと感じるのは、オフサイドラインを見ながらボールが蹴られた瞬間も確認することです。頭では分かっていても、実際の試合では選手がどんどん動くので簡単ではありません。
また、旗の上げ方を覚えるだけではなく、主審を見ること、主審と判断を合わせることも大切だと感じました。
最初から完璧にやろうとするより、試合前に主審と役割を確認し、分からないことがあれば確認しておくことが大切だと思います。
私自身もまだ勉強中なので、実際に副審を経験しながら少しずつ覚えていきたいと思っています。
まとめ
副審は、オフサイドだけを見る役割ではなく、スローイン、ゴールキック、コーナーキック、選手交代など、さまざまな場面で主審をサポートします。
初めて担当すると、旗の使い方や立ち位置、オフサイドの判断など戸惑うこともありますが、基本を一つずつ覚えていけば少しずつ慣れていくと思います。
私も小学生サッカーの副審をすることになったのをきっかけに4級審判員を取得しました。この記事も、自分自身が試合前に確認できるようにまとめました。
これから初めて副審を担当する方の参考になれば幸いです。
なお、競技規則は改正されることがあります。実際に副審を担当する際は、最新の競技規則や大会要項、主審からの指示を確認してください。

